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給料決定に「業績・成果が最も重要」が4.4%という現実、退職金減少、個人で稼ぐ重要性

「基本給」はどう決まっているのか。中央労働委員会は毎年、大企業を対象にした「賃金事情等総合調査」を実施している。調査内にある、基本給を決めるための最も重要な項目を見ると、2016年の調査では、「年齢・勤続年数等(10.5%)」「職務内容・職務遂行能力等(34.5%)」「業績・成果等(4.4%)」「総合判断(50.7%)」となっている。

納得いく給料の決め方 新卒で100万円の年収格差も|出世ナビ|NIKKEI STYLE

大企業の給料は以下の順番で決めているとのこと。

  1. 総合判断(50.7%)
  2. 職務内容・職務遂行能力等(34.5%)
  3. 年齢・勤続年数等(10.5%)
  4. 業績・成果等(4.4%)

どう思いますか?

ぼくはとても衝撃を受けました。業績や成果があまりにも軽視されている。これが日本企業の特色なのでしょうか。

そもそも企業とは?や、定年退職金の現状について紐解いていき、自分の置かれている状況を今一度見つめなおし「なにをすべきか?」を考察していきます。見つめなおすきっかえとなる記事に出会えたことに感謝し、このページを見ているあなたも一度考えてみてはいかがでしょうか。

会社は何をする集まりか。

冒頭ご紹介した記事の調査は大企業を対象としています。上場会社もたくさんあることでしょう。ここで一つの疑念が浮かびました。上場=不特定多数の株主がおり、株主からの出資で企業は成り立っています。

あたなが株主だったとして、出資している企業に何を求めますか?

従業員の年齢? 従業員のコミュニケーション能力? 社内をうまく立ち回る術?

利益や将来性、成長力ではないでしょうか。

それでは再度企業の給与を決定づける要因を掲載します。

  1. 総合判断(50.7%)
  2. 職務内容・職務遂行能力等(34.5%)
  3. 年齢・勤続年数等(10.5%)
  4. 業績・成果等(4.4%)

総合判断はいまいちよく分かりませんが、少なくともこのような回答をしている会社は株主軽視をしているように感じませんか?

株式会社は利益をあげて会社を成長させるために頑張っているはずです。そこに年齢や勤続年数はこれっぽちも必要ないはずです。

なぜ日本はこのようなことになったのでしょうか。

ちなみに成果主義が高い傾向にある業種は以下のようです。

「業績・成果」の割合は「百貨店・スーパー(34.1%)」「新聞・放送(25.2%)」などでは高いが、「0%」と答えた業種も少なくない。

「0%」って・・・。

給与の納得度が高い企業ランキング

ランキングは以下の通りです。

上位企業ほど、自分の給料に満足と答えた従業員が多いということです。

TOP10の5社が外資系。

ちなみに日本企業の部長職以上は世界的にとても給与が低いようです。

中国やシンガポールでは部長の給料は平均2300万~2400万円、日本は2千万円に届かず、取締役はベトナムにも抜かれる

役員給与、アジア勢が上 中国4000万円・日本2700万円 :日本経済新聞

こう見ると日本が先進国の中でも成長率が悪いのが頷けます。

人事コンサルティング大手の米マーサーが世界125カ国の2万5千社、1500万人以上の2016年度の報酬(予定額)を調べ、平均為替レートで日本円換算した。日本企業も自動車や家電など上場企業を中心に264社を調べた。対象の多くが大手で金額は高めに出る傾向がある。

数の多さから信頼性はあるでしょう。

▼分かりやすい格差の図▼

これを見る限り人財の海外流出は加速するでしょう。そうなった時、日本企業はグローバルでどうやって戦っていくのか。とても心配です。

日本という村社会は・・・定年退職金の現状は・・・

危険水準だと感じます。モノづくり大国の日本は消え失せ、成長力も鈍化し、そんな状況下でいつまでも企業に頼っていると悲惨結果になるかもしれません。

実際、定年退職金支給額も年々減っており、支給企業数も減少傾向というデータもあります。

退職金はいくらもらえる?退職金の平均相場【2017年】

こちらの記事では4社に1社は定年退職金がでないと紹介されています。

全企業に占める、退職給付制度がある企業の割合は、1993年をピークに低下し続けています。

1989年:88.9%
1993年:92.0%
1997年:88.9%
2003年:86.7%
2008年:85.3%
2013年:75.5%

定年退職金も目減りしていっているようです。

●60歳定年退職の平均退職金の額
1992年:大学卒2637.9万円/高校卒2301.8万円
2002年:大学卒2511.5万円/高校卒2256.1万円
2008年:大学卒2417.4万円/高校卒2302.8万円
2010年:大学卒2442.6万円/高校卒2185.4万円
2012年:大学卒2491.7万円/高校卒2125.1万円
2014年:大学卒2357.7万円/高校卒2154.9万円
2016年:大学卒2374.2 万円/高校卒2047.7万円

今まで以上に、企業に依存しない生き方が注目されてくることでしょう。いわゆる個人で稼ぐ力ですね。

個で稼ぐ力を身につけた方がいいに決まっている

日本はキャッシュレス社会も全く浸透せず・・・聞くところによると中国で現金払いすると舌打ちされることもあるようです。

AIも米国に圧倒的にひけをとり、ありとあらゆる分野で世界的に出遅れている風に感じます。

様々な規制、しがらみから解放され、日本の高い技術力復活を祈っております。

一方、個人で稼ぐ力を身につけることも少しは考えた方がいい世の中かもしれませんね。ブログもその一つですが、当然簡単ではないです。ただし、元手不要で誰でも始めることができ、ノーリスクという点では非常にオススメできます。必要なのは記事を書き続けるという強い忍耐力のみ。

お金がない人の資産形成方法紹介。文字を書けるならブログで毎月5万円稼ごう!

最後に

給料に不満を持ちつつ、だけど会社以外からの収入がないから辞めれない。という人が世の中の大半でしょう。今の自分を楽しむためにも個人で稼ぐ力は重要だと思っています。毎月5万円あればかなり心の余裕がうまれると思います。

5万円給料をあげるには何年も、人によっては何十年もかかります。

だけどブログであれば早ければ数か月で達成する人もいます。あなたも1年間、頑張ってみてはいかがでしょうか。日々の生活を劇的に変えるために。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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